店舗設計は、お店のコンセプトやブランドイメージを空間デザインに落とし込む重要な工程です。店舗のコンセプトを明確にし、ターゲット層のニーズを捉えたうえで、それを具現化するためのデザインプランを練り上げていきます。
設計の対象は外観や内装、レイアウト、動線など多岐にわたります。お客様に快適に過ごしていただき、スタッフも働きやすい環境を整えるためには、細部まで気を配る必要があるのです。
飲食店、アパレルショップ、医院など業態によって、店舗設計のポイントは異なってきます。
こちらでは、それぞれの業態における店舗設計のコツをご紹介します。鹿児島で店舗設計を依頼しようとお考えの方は、空間製作所へご相談ください。
飲食店の店舗設計において、トレンドを取り入れた内装は非常に重要です。トレンドをうまく取り入れることでお客様に新鮮な印象を与え、SNSでの情報拡散にもつながります。例えば、最近ではインスタ映えを意識したデザインが人気です。具体的には、以下のような内装が挙げられます。
このようなトレンド要素を店舗コンセプトに合わせて適度に取り入れることで、お客様の興味を引きつけ、リピート率アップにつなげることができるでしょう。
飲食店のレイアウトでは、設備や動線にも十分配慮する必要があります。特に厨房は、調理の効率や食材の運搬を考え、無駄のない配置が求められます。
また、客席と厨房の位置関係にも気をつけましょう。客席から厨房が丸見えだと雰囲気が損なわれますし、かといって遠すぎても料理の提供に時間がかかってしまいます。
お客様の動線としては、入口から客席までの導線、客席からトイレまでの導線などを意識します。特にトイレは、使いやすい位置に配置することが重要です。
設備と動線を念頭に置きつつ、居心地のよい空間を作り上げていきましょう。
飲食店の内装デザインでは、お客様に長居していただける居心地のよい空間づくりが重要です。そのためには、以下のポイントを押さえましょう。
カウンター席、テーブル席、ソファ席など、様々なタイプの座席を用意することで、お客様の滞在シーンに合わせた居心地のよい空間を提供できます。
明るすぎず、暗すぎない程よい明るさの照明計画が大切です。食事を楽しむのに適した照度を確保しつつ、雰囲気作りのためのアクセントライトも効果的です。
観葉植物やフラワーアレンジメントを飾ることで、柔らかな雰囲気を醸成できます。壁面のアートワークなどで視覚的なアクセントを加えるのも効果的です。
居心地のよさは、お客様のリピート率アップにも直結します。五感に働きかける店舗デザインを心がけましょう。
アパレル店舗の内装は、ブランドイメージやコンセプトを体現しつつ、売上にも直結する重要な要素です。ターゲット顧客層の嗜好やニーズを的確に捉え、店舗内を心地よく回遊してもらえるよう導線を考慮することが大切です。
例えば、商品の特性に合わせて什器の高さや間隔を調整したり、アイキャッチとなるディスプレイを設置したりするなど、購買意欲を高める工夫を施しましょう。照明計画にも気を配り、明るすぎず暗すぎない程よい光で商品を引き立てることで、手に取りやすい雰囲気を演出できます。
また、レジ周りには小物や雑貨を並べたり、試着室前にコーディネート提案を置いたりするなど、買い足し需要を喚起する仕掛けもおすすめです。
アパレル店舗の内装デザインを考えるうえで重要なのは、ターゲット層を明確にし、そのニーズに合わせた空間づくりを行うことです。
例えば、10代の若者をメインターゲットとするアパレルショップでは、流行の最先端を行くトレンディな内装が効果的でしょう。カラフルなカラーリングや斬新なデザインの什器、ポップな装飾などで活気のある店内の雰囲気を演出します。
一方、30代以上の大人の女性をターゲットにするアパレルショップの場合は、落ち着いた色合いや上質な素材を用いた、洗練されたデザインが好まれます。間接照明などで柔らかな光の演出を施し、ゆったりとリラックスしてショッピングを楽しめる空間づくりを心がけましょう。
アパレル店舗の内装デザインは、ブランドのアイデンティティやコンセプトを視覚的に表現する重要な役割を担っています。洗練された高級ブランドなら上品で華やかなデザインを、カジュアルなブランドならリラックス感や遊び心のあるデザインを積極的に取り入れることで、ブランド独自の世界観を空間に落とし込むことができます。
様々なデザイン要素を巧みにミックスして、ブランドイメージと一致した独自の内装デザインを実現することが求められます。顧客がその空間で感銘を受けることで、ブランドの価値や個性を認識し、商品の魅力も引き出されるのです。
患者様が安心して診療を受けられるよう、明るく清潔な雰囲気づくりを心がけましょう。壁や床には白を基調とした色を使用し、光沢のある素材を取り入れるのも効果的です。
また、間接照明を使って柔らかな光を演出したり、グリーンを適度に配置したりすることで、リラックスできる空間を生み出すことができます。
家具や什器類も、シンプルかつ高級感のあるデザインを選ぶようにしましょう。木目調や大理石調の素材、スチールやガラスなどを使用することで、洗練された印象を与えることができます。
医院の店舗設計では、患者様の不安を和らげる空間づくりも大切なポイントです。病気や怪我で来院される患者様は、体だけでなく精神的にもつらい状態の方が多いでしょう。そのため、リラックスできる癒しの空間を演出することが求められます。
緑や水の要素は人に安らぎを与えます。待合室や診察室に観葉植物を置いたり、熱帯魚の水槽を設置したりすることで、患者様の気持ちが和らぐでしょう。
白を基調としつつ、淡い色合いのインテリアを取り入れるのがおすすめです。パステルカラーなどの優しい色は患者様の緊張感をほぐし、心を落ち着かせる効果が期待できます。
このように、患者目線に立った店舗設計を意識することが大切です。
医院の店舗設計においては、患者様の動線に配慮した待合室と診察室のレイアウトが重要です。まず、入口から受付までの動線をわかりやすくし、受付から待合室への導線もスムーズになるよう心がけましょう。
待合室は患者様の居心地を高めるためゆとりのある広さを確保し、ソファやテーブルを適切に配置します。また、診察室への出入りがしやすいよう、待合室から診察室への動線も考慮した間取りにするのがポイントです。
さらに診察室は、医師と患者様の動きに無理のない広さと、機器の配置を工夫することが大切です。診察台と医師の動線、患者様の出入りのしやすさなどを総合的に判断し、最適なレイアウトを目指しましょう。
空間製作所は、鹿児島で店舗設計・デザインを手がける会社です。飲食店、アパレルショップ、医院といった多様な業態に対応した設計・デザインを手がけ、お客様一人ひとりのニーズに合わせた空間を実現しております。
空間デザインは、ただ見た目を美しくするだけではありません。お客様の事業の成功、そして夢の実現をサポートする重要な要素だと考えております。動線を考慮した設計や、お客様の心に響く空間演出によって、集客アップや売上向上に貢献できるよう最大限の努力を尽くします。
「お客様の想いを形にする」それが、空間製作所の使命です。店舗設計やデザインでお悩みの方は、ぜひ一度お問い合わせください。
会社名 | 空間製作所 |
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URL | https://xdesign-k.jp/ |
事業内容 | 建築一式工事 店舗・住宅・マンション/新築改築 設計施工 デザイン改築・リフォーム・リノベーション工事 照明デザイン/家具・ロゴ・プロダクト作製 壁画(フレスコ画・だまし絵) |
有資格者 | 2級建築士、 第2種電気工事士、 木造耐震診断士、 照明コンサルタント、 住環境コーディネータ、 第一級陸上無線技術士 |
事業範囲 | 九州一円(主に鹿児島、福岡) |