【鹿児島で新築住宅】一軒家の間取りを考えるコツ・工事の注意点

生活動線を考える

家庭によって適した生活動線は異なります。最適な生活動線を考慮することで、暮らしやすい住まいを手に入れられるのです。家族1人ずつの日常の動きを書き出して整理し、今後の想定も行いましょう。子どもの有無や、両親の介護事情なども含めて考えておくと将来役立ちます。

採光について考える

洗濯物やガーデニングなど外の陽当たりも大事ですが、室内の採光具合も考えておくとよいです。採光とは建築物の室内環境を調整するために、外部から自然光を取り入れることをいいます。住む予定の土地の中で、どの位置が最も日の当たりが気持ちいい場所かあらかじめ調べておきましょう。

家族が集まるリビングや寝室なども採光があった方が気持ちよく過ごせます。トイレやお風呂などの水回りは採光が確保できない場所に設置するのが一般的ですが、自然光の入るお風呂にこだわりがあれば採光についても考えなければいけません。土地によって採光の条件は異なるので、家族で話し合いながら考えてみてください。

風通しはよいか

室内にいても、窓を開けたときに風が入ってきたら気持ちがいいです。自然の風を上手く室内に取り入れるには、窓の配置が重要です。以下を考慮し、窓の配置を考えてみてください。

・1部屋に2か所以上窓を取り付ける
例：一直線で結べる対面した位置に窓を設置し、空気の通り道を作る

・高い位置と低い位置に窓を取り付ける
例：冷たい空気を取り入れる低い窓と、熱気を逃す高い窓を設置する

・窓の種類を考える
例：窓の大きさやデザインなど、使い勝手のいい窓を選んで設置する

家電・家具の配置

生活に欠かせない家電や、大切な家具の配置も考えておくとよいです。コンセントの場所や照明の位置をイメージすれば、最適な場所に好きな家電や家具を配置できます。家電や家具の配置が決まったら、設計者に伝え図面に反映していきましょう。

収納スペース

部屋の広さだけでなく、クローゼットなど収納スペースの確保も欠かせません。家族によって必要な収納スペースは異なります。収納スペースを上手く活用できれば、部屋をきれいに保てるだけでなく広く使用できるメリットがあります。

外構計画

庭や駐車場の計画も忘れずに行ってください。洗車やガーデニング、掃除などに使用する水栓の場所も検討しておく必要があります。動線も考えてよく話し合っていきましょう。

空間製作所の住宅工事施行事例はこちら

手抜き工事が増えている原因とは

手抜き工事が起こりやすい理由は、以下の2つが原因になる場合があります。

• 工期の余裕がない
• 施工管理者のチェック不足

新築工事を行う際に、上記の2つが足りないことで手抜き工事が増加しやすくなります。なぜこのような問題が生じるのかというと、慢性的な人員不足と新型コロナウィルスの影響があります。どのように手抜き工事に影響を与えるのか、詳しくみていきましょう。

慢性的な人員不足

建築業界の慢性的な人員不足は年々深刻化しており、業界の中で大きな課題となっています。住宅需要と労働力が釣り合わず、工事の遅れや品質の低下が起こってしまうのです。

新築工事は、各工事のスケジュールを工程表で管理しています。1つの工程が遅れてしまうと、その後すべての工程に影響が出るのでスケジュールの見直しが必要になります。

工事業者は同時にいくつかの工事を抱えているので、工程のズレは大問題になる可能性があるのです。予定どおりに仕上げようとするあまり、品質管理が十分に行われずに手抜き工事につながる場合があります。その他にも技術不足の職人の雇用や、施工管理者のオーバーワークも問題です。

新型コロナウィルスによる影響

世界的に流行した新型コロナウィルスの影響により、製造や物流などあらゆる機能がストップしました。そのため工事に使用する建材や設備に欠品・遅延が多発してしまったのです。材料がなければ工程を進めることはできません。その結果時間に余裕がなくなり、焦りから手抜き工事につながるケースがあります。

手抜き工事を見抜くには？

信頼できる業者を見抜くポイントを押さえましょう。例えば、建築会社に相談し、現場を見せてもらうことでわかる場合があります。見るべきポイントは以下の2つです。

• 工事現場が整理整頓されているか
• ゴミが散らかっていないか

工事現場がごちゃごちゃしていると、道具や材料を紛失したり材料に汚れや傷がついたりする可能性があります。大工さんの負担にならない範囲で、気になることを質問するのもよいでしょう。基礎工事が始まる前に、その地盤に適した基礎なのか確認することも大切です。